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パミール高原ツーリング日記(24) [2018/08/01 (3)] アリチュール~ヤシルクル湖(Yashil-Kul)

アリチュールからパミールハイウェイ最高地点のアクバイタル峠(標高 4,655m)までは177km。1日あればなんとかアクバイタル峠まで行って帰ってこられるが、今回はその1日が足りない。無念だか進路を西に取り、ドゥシャンベへの帰路に着く。

パミールハイウェイから少し離れた場所にブルンクル湖、ヤシルクル湖という2つの湖がある。ShortWayRoundの写真を見た感じでは湖自体の眺めは大したことはないのだが、湖までの道が楽しそうだし、西遊旅行さんのツアーにも組み込まれている場所なので立ち寄ってみることにした。
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アリチュールを出てすぐの橋を越えたところからヤシルクル湖へのダート道に入る。
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ヤシルクル湖までは約30km。
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ShortWayRoundの写真の通り、雄大な景色が広がる荒野の一本道を走る(動画)。
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わくわく感が止まらない。
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大半は一本道なのだが、一カ所道がわかりにくい場所があった。廃屋で行き止まってしまい、引き返す。
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川も一カ所あった。バイクで渡る前に歩いて川底の様子を丹念に確認する(動画)。川底に石がごろごろしているが、流れが緩くそれ程深くもないので何とかなりそうだ。
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BMW G650GSは足つきが非常に良いが、それでも川渡りには神経を使う(動画)。
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この川渡りの様子をドローンで撮影したつもりだったのだが、川を渡った後に確認すると、録画ボタンを押し忘れていて録画できていなかった orz。
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先がどうなっているのか全く見当がつかない道をひた走る(動画)。
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最後は開けた平坦な道を快走(動画)。
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ヤシルクル湖にたどり着く(動画)。
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期待&想像を遥かに超えた景色に言葉を失う。
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私の人生でもTop 5に入る眺め。
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一般論としてはパミール高原まできてアクバイタル峠へ行かないのは何をしに行ったんだという感じだが、この景色を見られただけで、今回のツーリングをやった甲斐があった。
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パミール高原ツーリング日記(25) [2018/08/01 (4)] ヤシルクル湖~ジェロンディ温泉

ヤシルクル湖を離れ、ブルンクル湖経由でこの日の宿泊地のジェロンディ温泉へ向かう。距離は80km。
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ブルンクル湖。ヤシルクル湖よりもだいぶ小さい。湖の向うにブルンクル村が見える。
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ブルンクルからパミールハイウェイまでは普通の道。
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パミールハイウェイが見えてきた。
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パミールハイウェイに到着。西へ向かう。
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アリチュールから離れるにつれ、道が悪くなる。舗装路と非舗装路が交互に現れる。
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舗装されている部分でも道が大きく波打っていて、時速80kmくらいで走っていると、ちょくちょくバイクが浮いた(動画)。
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パミールハイウェイでは中国からの物資を輸送している大型トラックをちょくちょく見かける(動画)。
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地図によると標高4,100mくらいの峠を3つ越えるのだが、どれも緩やか過ぎて峠の頂上がわからなかった。下の写真の場所はそれらしいモニュメントがあるので峠の頂上かと思ったのだが、帰国後に調べたところ単なる県境の様だ。(動画)。
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徒歩の旅行者に遭遇!(動画) キルギスまで歩いて行くのだろうか。
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Koitezyak峠 (標高4,122m) を下ってゆく。峠からの眺めが素晴らしい(動画)。
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ジェロンディのすぐ手前の地点。
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無事、ジェロンディに到着。温泉宿は、川を越えて20mくらいの右カーブを道なりに進むのではなく、直進してダート道に入る。
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パミール高原ツーリング日記(26) [2018/08/01 (5)] ジェロンディ温泉

16時半頃にジェロンディ温泉に到着。思ったより遅くなった。玄関の近くにバイクを停める。建物内は土足禁止で、玄関で靴を脱いでスリッパに履き替える。
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建物の中に入るとロビーの様になっていて受付っぽい台があったが人が居ない。どうしたものか困っていると、私とほぼ同じくしてやってきた男性客(旅行客ではなく、地元の人だったぽい)が案内してくれて、食堂にいた女性マネージャーを呼んでくれた。この女性マネージャーは笑みの一つも見せずえらく愛想が悪い。 Karon Palace Hotel の女性マネージャーとはえらい違いだ。このジェロンディ温泉は旧ソ連時代に作られた保養所とのことなので、もしかしたらこの女性マネージャーはタジキスタン人ではなくロシア出身なのかもしれない(顔つきもアジア系の要素がなかったし)。なお愛想は悪かったが、こちらの要望・質問には丁寧に対応してくれた。

部屋はベッドがあるだけの簡素なもので、1泊約1,500円(食事代は別)。コンセントは使えた。トイレは屋外。インターネットは使えず(イモトのWi-Fiも使えなかった)。
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温泉に入りに行くと、浴室に4人の青年がいた。彼らはこの村出身で、普段はドゥシャンベにいるが今は夏休みで帰省中とのこと。

この温泉の湯は異様に熱く、とてもじゃないが入れない(湯が熱いことはここでも書かれている)。青年たちも入ってはいたが我慢しきれずすぐに出てきた。もともと湯が熱い上に、誰も入れないので湯が攪拌されず表層が特に熱い湯で覆われて、ますます誰も入れないという悪循環(?)に陥っている様だ。そのうち一人の青年が果敢に飛び込んで(浴槽の深さは1.5mくらいある)盛大にバシャバシャと暴れまくって湯を攪拌してくれた。それでどうにか入れるようになったが、それでもかなり熱い。さらに湯が酸性のためか(硫黄臭がした)、傷口に沁みてひりひりと痛む。結局、温泉に入って体を休めるどころか、かえって体力を消耗してしまった。


19時に食堂で夕食。メニューはジャガイモと肉のスープ、パン、紅茶と定番のもの。温泉にいた青年もここで食事をしていた(私が食堂でどうすればいいか困っていたところを助けてくれた)。彼はドゥシャンベの専門学校でプログラミングと英語を勉強していて、夏休み後にドイツに働きに行くとのこと。日本は外国人労働者を受け入れているか訊かれたので「受け入れていないわけではないが、日本語ができないとまず無理」と答えておいた。


お腹の調子はだいぶ良くなったものの、23時頃に軽い下痢に見舞われる。建物の裏口から外に出てトイレに行って戻ってきたところ、裏口の扉が開かない…。扉の取っ手を上下左右に揺らしたり、取っ手が壊れるんじゃないかというくらい思いっきり引っ張ってみたものの、びくともしない。扉の建付けが悪く建物から出る時にもすんなりとは開かなかったので、その時に既に嫌な予感がしたが、その通りになってしまった。表玄関に回ってみたものの、施錠されていて入れなかった。

真夏とは言え標高3,600m近いのでTシャツ一枚ではかなり冷える。10分くらい扉と格闘したが一向に開かず、体がどんどん冷えてくる。あと1分頑張って開かなかったら他の宿泊客の部屋の窓を叩いて助けを求めようかと覚悟を決めたところ、どうにか開いてくれた。

部屋に戻る途中で、温泉の脱衣場と浴室の間にある床が熱い部屋(岩盤浴用?)で寝そべって冷え切った体を温める(深夜なので誰もいなかった)。うつ伏せになってお腹を温めると、お腹の中が殺菌される様な感じがして気持ちよかった。

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Author:vfr800hu
元々は'06 北海道ツーリングを現地からレポートするために始めたブログ。今は、1に景色、2にソフトクリーム、3に温泉で回ったツーリングの記録。
更新頻度が極めて低いので気長によろしくお願いします。

2011年7月29日~8月27日の約4週間、オーストラリアをツーリング(シドニー~ダーウィン、9000km)

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