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((((;゜Д゜)))ガクブル 竜口夫婦川林道(1)

昨年の北海道ツーリング以降、次の北海道ツーリングに備えダート路を走る経験を積んできたが、もっぱらフラットダートであった。

最近ネットで竜口夫婦川林道のレポート(by AOさん)を見つけた。荒れたガレダートだが、TMで調べるとダート区間が1.5kmと短い。レポートを熟読した結果これだったら何とかなりそうな気がしたので、総仕上げとばかりに挑戦することにした。

8:50に自宅を出発、宇治田原、笠置、柳生の里、月ヶ瀬村、名張市をほぼ直線コースで走り抜けて10:30過ぎに香落渓へ。

断崖絶壁の渓谷の下のr81を走る(10:47)。



曽爾村(そにむら)でr81からr784(赤目掛線、今井林道)に入る。
r81とr784の分岐で(11:01)。正面の山の向こうが香落渓。

雲行きが怪しい、、と思っていたら、小雨が降り出してきた。

ぐねぐねのr784を10分ちょっと走って竜口夫婦川林道の入り口着(11:21)。小雨もなんとか止む。



入って300mくらいはほぼフラットダート。



と、分岐に出くわす(11:28)。

右はロープで封鎖されていたので、左へ。

するとすぐに登りの激荒ダートに(11:30)。



フロントタイヤの前に小石があるだけで取り回しが困難になるVFRでこのガレダートを走るのは困難を極めた。一旦瓦礫にはまって止まってしまうと、停止状態からそれを乗り越えるのが容易ではない。雨で濡れた瓦礫は滑りまくる。何回もエンストをしながら、瓦礫を乗り越えてゆく。

はまってしまったの図(11:40)。

サイドスタンドが出せる場合はスタンドを出して障害となっている瓦礫を取り除く。

バイクを置いてルートの先を下見の図。



荒れがひどい最凶区間は300mくらいか。その最初の200mを突破するのに1時間かかるが、幸いにも残りの100mは一気に走破できた。



最凶区間を抜けたところが竜口夫婦川林道の最高点(12:41)。300m位のフラットダートが続く。



下りもかなり荒れている(12:50)。



下りのガレダートは2回はまるだけで済んだ(12:55)。



どうにかダート区間を通り抜ける(12:57)。



最凶区間で瓦礫にはまった時はJAFなどの第3者の救援を仰ぐ寸前であった。さすがに今回は無謀な挑戦であったと深く反省。
ただ、逆向きに走っていたらはるかに楽だったかも、、。

まとめ。




竜口夫婦川林道の動画はこちら(72.7MB)。

しかし、この日の真のガクブルはこの後にやって来るのであった。

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((((;゜Д゜)))ガクブル 竜口夫婦川林道(2)

竜口夫婦川林道の出口から続く舗装路を下りてゆく。

途中1台の軽トラとすれ違う(13:03)。

こんなところに何の用であろう。

3km程下りたところであろうか、左に上っていく脇道があった(13:06)。GPSやTMには載っていない。



朝飯以来何も飲食をしていないし、竜口夫婦川林道で体力をかなり消耗していた。心臓の動悸はまだ激しく、息も上がっていた。こんな道は無視してさっさと下りてゆくべきであろう。立ち止まったものの通り過ぎる。

・・・が、やっぱ気になるので戻って入ってみることにした(13:09)。とりあえずやばそうだったら、無理せずさっさと引き返すことにする。以下、便宜上この道をわき道林道と呼ぶ。





コンクリートの舗装路とダート路が交互に現れる。ダートはフラットダートで、雨上がりで滑りやすい所もあるが概ね走りやすい。

途中の伐採場で(13:15)。



同じ場所から、進行方向を見たところ。先は登りのコンクリート舗装。



コンクリート舗装を上りきると、下りのダート(13:16)。かなり荒れている。

引き返すべきか迷ったが、とりあえず下りてみる。200m程のかなり急な下りで荒れていたが、なんとか通り抜ける。もしここを上って引き返すとなると、かなり苦戦することが予想された(あぁ、やはり「無理せずさっさと引き返す」という誓いを破ってしまった orz)。


下りたところは三叉路(13:18)。

右奥の道を降りて橋を渡ってきたところ。どちらに行くべきか迷ったが、下りの方(正面奥)に行くことにした。

GPSで現在地を確かめる(13:24)。

TMと見比べるがよく分からん。r28には抜けられそうにない。西谷川沿いに出るのか、、

道はフラットダートに戻り、走りやすい、、、が、草の生え方からすると人が通っている気配がない(13:25)。



これは決定的。道のど真ん中に1mくらいの草が生えていた(13:27)。

この草がここまで成長するのにどれだけ時間がかかったかは分からないが、1週間か10日はかかるであろう。少なくともそれくらいは(車では)誰も来ていないことになる。

すぐ先は広場のようになっていた(13:28)。広場の先は細い道が続いている。

ん、白い軽自動車?がいる!こんな所に来る人が他にもいた!

















ここまで読んできた方は「あれ、さっきの草は?」と疑問に思うはずである。が、走ることで精一杯だった私は、潜在的に違和感を感じながらも、他に人がいるという嬉しさの方が上回ってしまった。



広場の先の道はかなり狭く、しかも入り口の部分が溝になっていたので、一旦バイクを停めて徒歩で先に向かう。

少し入った所から広場の方に振り返って撮った写真。

入り口の部分はかなり狭く、路面は枯れ草・枯れ枝等で覆われていて歩いてみるとクッションがあるような感じ。軽でここを通ったとは信じ難い、、。

音がしないのでエンジンはかかっていないようである。誰も来ないと思って、車を停めて山菜取りにでも出かけたか?

・・・車が傾いているが斜面になっているのか、、それとも他の人が通り抜けられるよう山側に思いっきり車を寄せているのか、、。
























えっ?












































えっ?えっ?
























((((;゜Д゜))) …


落ちてる、、。




前から見た様子。人は乗っていない様だが、、。

木にもたれかかっていて落ちずに済んでいる。この木がなかったら、30m程の崖の下に落ちているところである。

車の先10m位のところで、道が落ちていた。

これでは徒歩でも進むのは無理である。

先に進むのが無理だと気づいてバックで引き返そうとして脱輪したのか?木に引っかからなかったら大事になっていたところだ、、。



車体は全体的にうっすらと汚れいる。

どれくらい放置されていたのであろうか、、、。

この時点でかなり動揺していた。

遠目には中に人はいない様であったし、この状況なら運転していた人はたいした怪我も負わず、助手席側から出ることができたはずである。

しかしそうであっても、念のため、中に人がいるかどうかはっきりと確認すべきであろう。

そうすべきことは理解していた。

が、、、できなかった。

もし最悪の状況が想定されるものが車内にあり、それを見てしまったら、そんな精神状態ではあの急斜面の荒れダートを引き返すのは絶対無理である。私自身が遭難者になってしまう。

目をそらして車内とナンバープレートの写真を撮り、広場まで引き返す。

心臓の動悸が激しく、息が上がっていたが、その理由が変わっていた。

引き返してふもとの交番に届けることにした。

帰り道、いろいろ考えがよぎる、、、。
どう考えても、まともな神経の人があの広場の先の道を軽自動車で入るとは思えない。軽が脱輪していたのは広場から15m程の所であるが、そこまで進めたこと自体が奇跡的である。もっと手前で脱輪(=崖下に転落)しなかったのが不思議なくらい狭い(かつ路面状態が悪い)道なのである。

そんなことをするのは(例えではなく正真正銘の)自殺志願者だけであろう。


走っている途中、路面に足跡があることに気づいた(14:05)。

道が道なので、路面状況は注視しながら走っている。行きはこんな足跡はなかったので、ここに戻ってくるまでの間に動物が通ったか、、。

ひづめの形のものと、5本の指が分かれた形のものと、足跡は2種類あった。

鹿とイタチか何かであろうか。

竜口夫婦川林道から下る舗装路に戻る(14:06)。GPSで最寄の交番を検索して、ナビゲーションをセット。交番を目指してゆっくり走る。


((((;゜Д゜)))ガクブル 竜口夫婦川林道(3)

GPSのナビゲーションに従って走ること10km、名張市安部田の錦生駐在所へ(14:28)。



駐在所の警察官に事情を説明する。写真に撮っていたナンバーから所有者は曽爾村の方とすぐに判明、その所有者宅にTEL。しかし不在であった。また、所有者から警察に車両の盗難、もしくは放置についての届出はないようであった。ナンバーが付いていたことから、不法投棄の線は薄そうである。

状況が状況がなのと、私がはっきりと車内の確認をしていなかったため、直接現地に行って確かめる必要があるということになる(私が現地まで案内)。しばらくして名張署から3名の警察官がパトに乗ってやってきた。が、現場が奈良県側にあるということで、結局奈良県警に現場に行ってもらうことになった。

引継ぎのため奈良県警とは県境のラーメン屋近くで待ち合わせることになり、パトと共に錦生駐在所を出る(15:37)。




R165沿いの空き地で奈良県警のパトが来るのを待つ(15:52)。



なかなか来ないので、パト内で待たせてもらった。

R165を通る人々にはバイクがスピード違反か何かで捕まったように見えたに違いない。

3人の警察官の一番年配の方は元白バイ隊員なのであった。

待つこと40分以上、ようやく奈良県警が来る(16:29)。



ここで三重県警から奈良県警側に状況が伝えられ、奈良県警のパトと共に脇道林道へ。

走ること10分、16:46に脇道林道の入り口に着。バイクで脇道林道を再び走るのは御免被るということで、脇道林道入り口にバイクを置いて、パトに乗せてもらう。



現場の手前に差し掛かったところで、、、。

???道の真ん中の草が折れている?
ここに誰か来たのか?

と思っていると、前から2台の軽トラが来た。

おまわりさん二人が軽トラを運転していた人に事情を聞く(16:57)。

今から考えると、竜口夫婦川林道から降りていく途中13:03にすれ違った軽トラはこの2台のどちらかだったのかも、、。

こちらのおじいちゃんは御年86歳。この辺の山の管理、手入れをしているとのこと。



話によると、このおじいちゃん方がここに来たのは3月以来3ヶ月ぶりで、その3月の時点ですでにあの軽自動車はあったとのことであった。車の中に誰もいないことも確認していた。ただ、警察には届けてはおらず、今回私が届けてここに来た事情を伝えると、「届けてくれてありがとう」なのであった(礼はいいから届けておいてくれ~)。

軽自動車がある現場はもうすぐそこだったので、私はこの軽トラに乗せて貰って林道入り口まで引き返すことになった。



入り口まで戻ると、げんちゃり2台組がいてVFRを見ていた(17:15)。

VFRの近くにいたので、思わず「何もしてないですよね?」と聞いてしまう。
名張市から来て、この道がどこに続いているのかを確かめに来たとのことであった。疑って申し訳ない。

別れ際におじいちゃん方が話してくれたことによると、この辺では木材や石材の盗難が多く、道を完全舗装すると盗難が増えるので未舗装のまま残しているらしい。また、竜口夫婦川林道などもこの方が東京に陳情に行って作ったとのこと。曽爾村近辺には御杖温泉など温泉もあるので、今度はゆっくり遊びに来てくれと言って去っていった。

結局私には軽自動車の所有者の方がどうなったのかは分からなかった。

帰りはR165→R369と乗り継ぐ。途中の針TRSで温泉に入ってようやく落ち着いた気分になる。

ルート全体。全走行距離は199.5km。


ガクブル 竜口夫婦川林道

「(((;゜Д゜)))ガクブル 竜口夫婦川林道」まとめ。

前編 (動画, 72.7MB)
中編
後編 (動画, 37.3MB)

黒河・マキノ林道

2週続けての3連休。当初は瀞川氷ノ山林道か酷道425号線全線走破あたりを考えていたのだが、どちらも遠いのでいざ行こうとなると躊躇していた。

と、当ブログの数少ない固定客(?)の一人であるひとぴちさんが9/22に黒河・マキノ林道に行ったとのこと。

この林道はがけ崩れ等で何かと通行禁止になることが多い(以前行こうとして、入り口がロープで封鎖されていたため引き返したということもあった)。なので、通行できることが分かっている時に行ってしまえ!ということで急遽走りに向かう。

ひとぴちさんのアドバイスに従って黒河林道側(敦賀側)から入る。

巨大な案山子?がお出迎え(11:04)。



ここから黒河林道(1113)。



何度か橋を渡る(11:23)。



事前の調査だと黒河林道側は比較的フラット、マキノ側は荒れているということなのだが、黒河林道も結構荒れていてなかなかきつい(11:33)。



一旦止まると再度走り出すのが困難。(11:47)。

竜口夫婦川林道を思い出す、、。

峠の直前に分かれ道。左へ進む(12:02)。



峠を越えてすぐの場所に小屋(というか単なるトイレ)(12:05)。

原チャリで来るツワモノが、、。絶対に底を擦るぞ、これは、、。

マキノ側の下りはかなり急で荒れている。道も狭い。距離は短いが、、(12:06)。

以前はマキノ側から入ろうとしたのだが、入らなくて良かった。マキノ側を上るのは黒河林道を上るよりも困難であったと思われる。

何とかダート区間を抜けて舗装路へ(12:27)。



マキノ林道へ入る道(12:31)。



全線に渡って苦行としか言いようがなく、走りを楽しむ余裕は全くなかった(まぁ、事前の調査から予想されたことだけど、、)。

動画はこちら(79MB。タイトル無しの超手抜き動画。)。
プロフィール

vfr800hu

Author:vfr800hu
元々は'06 北海道ツーリングを現地からレポートするために始めたブログ。今は、1に景色、2にソフトクリーム、3に温泉で回ったツーリングの記録。
更新頻度が極めて低いので気長によろしくお願いします。

2011年7月29日~8月27日の約4週間、オーストラリアをツーリング(シドニー~ダーウィン、9000km)

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